空調ダクトの作図〜図形オプションを活用した作図〜
ダクト図の作図には、線記号変形を使用するのが、最も適している。ただし、ダクト図の作成には、「図形」による図形機能や、[オプション]の建具機能を使うのが適している。衛生配管図では、全体の流れを追いながら説明したが、ここでは特に図形機能や建具機能の使いこなし方を中心に説明していく。ダクトの作図には(S=1/100)の縮尺を使うので、サンプル図もこの縮尺に書いてある。このデータには、空調ダクト図の作図用に、レイヤグループ[5]に以下の表のようなレイヤを設定してある。建築図にはレイヤグループ「0」の各レイヤに作図されている。 空調ダクト図の例(S=1/100)
衛生配管設備用のレイヤ構成例
レイヤグループ レイヤ PenNo. レイヤ名
5 0 2 補助線
5 1 4 管No.4
5 2 3 管No.3
5 3 3 機器類
5 4 4 ダクトNo.4
5 5 3 制気口
5 6 4 ボックス
5 7 2 斜線
5 8 4 フランジNo.4
5 9 1 フランジNo.1
5 A 2 サイズ
5 B 3 機器番号
5 C 3 フランジNo.3
5 D 4
5 E 3 表の文字
5 F 1 仮店

衛生配管設備図のS=1/100
この衛生配管設備図は、上の1/50図と同じトイレの配管であるが、上図と比べて汚水管、雑排水管以外は省略した表現になっている。