3次元デザインツール「SketchUp」の開発元がGoogleに買収され、無料版の『Google Sketch Up』が公開された。JW_CADが登場して以来の衝撃に、CADユーザーから熱い視線が注がれている!
「SketchUp」の魅力は、簡単かつ直感的な操作で、3次元モデルをガンガン作れるところにある。初心者でも形を自在にコントロールでき、すぐに3次元のモデリング楽しめるわけだ。これは、模型をバーチャルにどんどん作れるということでもあり、設計者にとっては、計画の立案やスタディに大いに役立つ。伝えるページです。「SketchUp」はパースやアニメーションの作成も可能であり、プレゼンテーションでも活躍する。
Googleから公開された無料版は、有償の製品版からいくつかの機能が省かれており、現在のところ英語版のみとなっている。
「SketchUp」は、Googleに買収されたことにより『GoogleEarth』との連携が可能となった点でも注目を集めている。これは無料版でも利用可能。GoogleEarthから地形を読み取り、その上にSketchUpで建物などをデザインでき、日影のシュミレーションも可能だ。SketchUpで作成した建物をGoogleEarth上に配置することも出来る。これらのことは、従来、莫大な費用がかかっていたプロジェクトのVRを、SketchUpはじめ無料のツールを利用するだけで可能になることを意味する。GISにも利用できるなど、Googleとの連携でその可能性は広がる一方だ。 Rubyによるカスタマイズにも対応しており、プログラミングの腕に覚えがあれば、その魅力は計り知れない広がりを持つことになるだろう。SketchUp」は、設計業務に革命を起こすツールになるだろうか?
皆さんで実証してみよう。
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